病院長から

MESSAGE

地域の中核病院として
3次救急、周産期、がん治療に取り組む

当院は君津地域の中核病院としての役割を担っています。診療の柱となるのは、3次救急、周産期医療、がん治療。救命救急センターでは、外傷、心筋梗塞、脳血管障害など、あらゆる疾患に対応しています。地域周産期母子医療センターでは、産科、小児科、新生児科の医療を提供しています。また、地域がん診療連携拠点病院として、がん治療にも力を入れています。 初期研修プログラムにおいては、研修する診療科の選択は研修医の希望に沿って実施します。途中で希望が変わった場合は自由に変更することが可能な柔軟な体制が整っています。

また救急科研修中は、研修医もドクターヘリに同乗できることも特色です。後期研修プログラムでは、幅広い疾患を経験でき症例数も豊富です。救急疾患など高度な医療だけでなく、地域に根ざした病院のため、例えばヘルニアなどの一般的な疾患も身につきます。またキャンサーボードを設置し、専門医師や放射線療法にかかわる医師が、がん疾患における症例検討を定期的に開催しており、さまざまな意見を聞ける場もあります。患者さまの診断から治療、ターミナルまでかかわれることが魅力です。

診療科の垣根も低く
風通しの良い医局が特徴

求める人材像は、臨床を第一に考えられる人物です。患者さまの話を聞き、温かく人の思いがわかる医師になってほしいですね。当院には、さまざまな医師がいるので自分の目標とする医師を見つけて学んでください。 医局は風通しも良く、他科の医師とも相談しやすい環境があります。診療科の垣根も低いので、それぞれの科のスペシャリストに接することで視野が広がります。高度な医療に携わりたい人はもちろん、地域医療に興味のある方に期待しています。

病院長
海保 隆
TAKASHI KAIHO

●プロフィール

1956年、千葉県東金市に生まれる。

1982年、千葉大学を卒業後、千葉大学医学部第一外科(現・臓器制御外科)に入局。

1983~1987年、千葉大学医学部第一外科関連施設で研修。

1987年、千葉大学医学部第一外科(現・臓器制御外科)の研究生となる。

1991年、千葉大学医学部第一外科(現 臓器制御外科)で助手に就任。

1995年、君津中央病院に外科医長として着任。

2004年、君津中央病院外科部長に就任。

2008年、君津中央病院医務局次長に就任。

2016年、君津中央病院病院長に就任。

日本外科学会認定医・専門医・指導医、日本消化器外科学会認定医・専門医・指導医・消化器がん治療認定医、日本消化器病学会専門医・指導医、日本胆道学会指導医、日本肝臓学会専門医、日本がん治療認定医機構認定医・暫定教育医、日本肝胆膵外科学会高度技能指導医、日本肝胆膵外科学会評議員、千葉大学医学部臨床教授など。