消化器内科
当科では、胃腸、肝臓、胆のう、胆管、膵臓等の病気の診療にあたっております。
外来・入院を問わず、いろいろな検査(内視鏡、エコー、CT、MR、その他)で消化器疾患を診断し、患者さまに治療を受けていただいております。外科との連携も密で、手術が必要と考えられる際には、すみやかに相談できる体制をとっております。
【診療内容】
消化器疾患の救急医療からがん診療まで幅広く診療にあたっています。救急医療で診療機会の多い疾患は消化管出血・胆道感染症・腸閉塞です。がん診療に関しては肝癌・胃癌・大腸癌・膵癌の診療機会が多く、放射線治療科との連携で食道癌の化学放射線療法も行っています。肝癌においては、ラジオ波焼灼療法などの局所療法の他TACEや動注化学療法といったカテーテル治療、分子標的薬治療も当科で担います。上下部消化管のESDなどの内視鏡治療やERCP関連内視鏡処置の頻度は多く、最近はEUS・消化管ステントの件数増加が目立っています。小腸内視鏡下の処置も積極的に導入しています。また進行消化器癌化学療法にも積極的に関わっており、conversion therapyの一翼を担っています。
一般診療の中では慢性肝疾患や胆膵疾患の診療頻度が高く、内視鏡検査や治療も数多くこなしています。地域における診療拠点としてのウェイトはますます高くなってきていると考えています。
小児科
小児科では、中学3年生までの手術が必要でない患者さんを診ています。院内に新生児科と救急科・集中治療科があり、共同して診療にあたっています。超重症児は救急科・集中治療科と協力して診療します。外来には人工呼吸器管理を行っている患者さんもいます。
小児科で入院可能な病院が近隣にないため、小児科診療の最後の砦として診療に臨むことができる方を募集します。 時間外は選定療養費を徴収しています。
新生児科
当科は県内でも数少ない新生児集中管理認定施設です。産婦人科、小児外科、脳神経外科などの関連科と綿密なカンファレンスを行い、母体と児にとって最適な医療を提供できるよう出生前より関わりを持っております。ハイリスク新生児は全例当科に入院し、人工換気療法を含めあらゆる集中治療を行います。退院後もフォローアップ外来において、健やかな成長と発達の確認をしています。
脳神経外科
昭和50年の脳神経外科創設以来、地域の脳神経外科疾患診療の中心として、一般外来診療から救急診療までカバーして参りました。特に救急診療は、3次救急を担う救命救急センターの役割を果たすため、24時間体制で重症の脳神経疾患の患者様を受け入れています。
現在は5名の常勤医と非常勤医師1名が勤務していますが、そのうち5名が脳神経外科専門医となっています。
当科の診療実績は入院患者数、外来患者数、手術件数すべてにおいて千葉大学脳神経外科教室の研修・関連20施設の中で、1,2を争う数値を上げるほど、活発に診療を行っており、日本脳神経外科学会の研修プログラム病院となっています。
麻酔科
当科の主な仕事は手術時の麻酔です。当院では病院の性格上、緊急手術・予定手術を問わず500g以下の超低出生体重児から、高度の合併症のある方、リスクの高い大手術等までを扱っております。
救急科
当科は救急および集中治療の専門医により構成されており、昼夜・休日を問わず、重症患者を受け入れております。 救急患者のうち明らかに担当科が判明している患者さんについては各科が中心となり救急診療を行っておりますが、多発外傷、中毒、心肺停止、多臓器不全などの重症病態や担当科が多岐に渡る場合には、当科が初期治療を担当するとともに、院内各科との連携を密にしつつ初期治療に引き続く集中治療を行っております。また、ドクターヘリを運営しており、南房総を中心として積極的に病院前診療を展開しています。
総合診療科
当科では、総合診療を「診断のついていない症候や健康問題を有する患者に対して、生物・行動・社会的な問題すべてを原因臓器に限定されない包括的な切り口での診療」と定義しています。主に内科系の初診や、何科にかかっていいのかわからない方を対象に診療しております。診断が確定し、専門的な治療を要する場合には該当専門科への振り分けを行います。
放射線治療科
放射線治療部門は、2016年10月より、常勤1名+週1回非常勤という診療体制になりました。診療放射線技師4名、看護師1名、事務職員1名の体制で運営しています。早期がんの機能温存治療から進行がんにおける化学療法併用放射線治療など集学的治療を必要とするもの、症状緩和を主目的とするものまで幅広く対応しています。
常勤体制になり、体幹部定位照射などの特殊治療への対応が可能になりました。通常の放射線治療においても治療装置や大口径の治療専用CT、治療専用の画像サーバー、汎用性の高い3次元治療計画装置などの性能を活かし、精度の高い治療を行っています。2014年3月には2台目の3次元治療計画装置のクライエントマシンを増設しました。3次元の多門治療を採用し、できる限り有害事象(副作用)を軽減した効果の高い放射線治療を目指して、高齢者の多いこの地域のがん診療を支えています。

